生きることをあきらめない

胆道がん、末期癌をあきらめない

癌=がん とは悪性腫瘍のことです。

胆道がんは、胆汁の通路、すなわち肝臓を出た胆管が、 胆嚢を通って十二指腸に至るまでの間に生じるがんです。 (胆道とを胆管系と呼ぶこともあります)。 胆道がんは、がんができる場所によって大きく3種類に分かれます。 「胆嚢がん」と「胆管がん(肝外胆管がん)」、それに「乳頭部がん」です。 近年発症数が増加している胆道がんは、消化器系のがんの中でもっとも治療が困難とされています。 その理由は、胆道がんの初期には症状が現れにくく、 早期発見が難しいこと、また胆道(胆嚢と胆管)には大きな血管や重要な臓器が隣接しており、 これらにがんが広がると治療が困難なためとみられています。 ある程度の長期生存が期待できるのは、がん病巣が非常に小さい状態で発見され、 それが完全に切除された場合のみです。

胆嚢がん

胆汁を一時的に貯蔵する胆嚢にできるがんです。このがんの患者の多くが胆石(胆道の中にできる結石。)を持っています。50歳以上の患者が多く、60歳代に発症のピークがあります。男性よりも女性の発症が多く、患者数は2~3倍に達します。肝臓や十二指腸に広がりやすいのが特徴です。

胆管がん(肝外胆管がん)

胆管は、肝臓の内部を通っている部分(肝内胆管)と、肝臓の外の部分(肝管、胆嚢管、総胆管)にできるがんを指します(肝臓内部の胆管に生じる肝内胆肝がんは肝臓がんの一部して扱われます)。胆管がんは胆管の上皮に生じるがんで、大半は腺がんです。胆管の上部にできるより下部にできるがんのほうが、一般的に予後がよいとされています。発症率に男女の差はほとんどありません。

乳頭部がん

胆管と膵管が合流して十二指腸に流れ込む場合(ファーター乳頭部)付近にできるがんです。乳頭部のがんは早期から黄疸が現れるので、早期発見が可能です。またリンパ節への転移が少ないこともあり、他の胆道がんと比べると治療成績は良好です。

末期の胆道がんへの統合医療

余命宣告によって病院での治療が出来なくってしまった場合の西洋医療以外の統合医療としての対応は、 パン酵母抽出のベータグルカンやフコイダン等のサプリメントがあります。