生きることをあきらめない

形質細胞性腫瘍がん、末期癌をあきらめない

癌=がん とは悪性腫瘍のことです。

形質細胞性腫瘍には、病気の現れ方によっていくつかの形があります。 おもなものは、多発性骨髄腫、形質細胞腫、それにマクログロブリン血症です。

多発性骨髄腫

形質細胞腫と合わせて、形質細胞性腫瘍の約75パーセントを占めます。 多発性骨髄腫を発症すると、骨髄中で形質細胞が急激に増殖し、骨の組織を破壊します。 また全身の骨に転移して、多発的な症状を引き起こします。 そのため患者は、骨の痛みを感じたり、全身のあらゆる骨が骨折しやすくなったりします。 この病気は高齢者に多く、40歳以下の患者発症者全体の2パーセントにすぎません。 患者の年齢分布のピークは65~70歳です。また男性の発症率は女性の 1.5~2倍です。

形質細胞腫

形質細胞腫は多発性ではなく、がん化した形質細胞が特定の場所でのみ増殖します。 しかし時間が経って進行すると、多発性骨髄腫へと変化することもあります。

マクログロブリン血症

「マクログロブリン」と呼ばれるグロブリンが増大するのが特徴で、 形質細胞性腫瘍の約20パーセントを占めます。悪性リンパ腫に似ており、 骨に病変が及ぶことはめったにありません。 これも高齢者になるほど発症率が高くなり、40歳代以下で発症することはまれです。 ほかに、きわめてまれに、良性Mたんぱく血症と呼ばれるMたんぱくだけが増殖する 良性のグロブリン血症があります。

  

末期がんに対する統合医療の可能性

がんが多臓器へ転移することで末期がんと診断されてしまうと、 病院での積極的な治療が終了してしまうことがあります。 そのような場合でも西洋医療以外の統合医療で治療を継続することができます。 統合医療にはパン酵母抽出のベータグルカンやフコイダン等のサプリメントの他、 温熱療法などが利用されています。