生きることをあきらめない

副鼻腔がん、末期癌をあきらめない

癌=がん とは悪性腫瘍のことです。

副鼻腔のがんは大半が上顎洞の上皮組織に生じますが、 これは周囲の骨組織にも広く浸潤する性質を持っています。

このがんは咽頭に生じるがんに比べると転移は起こりにくいとされています。 しかし、診断時に約30パーセントは頸部リンパ節に転移し、 それ以外の場所(全身)に転移している例の少数ながらあります。

一見して、転移が少ないようにみえるのは、 このがんが早い時期に脳や眼窩(目が入っている頭蓋骨の穴)に広がってしまい、 遠隔転移が起こる目に患者が死亡するためともみられています。

一般に、上顎洞より上方(他の副鼻腔や眼窩、頭蓋低など)に浸潤すると予後は悪く、 下方(硬口蓋や死肉部)に浸潤すると予後は比較的よいとされています。

末期がんに対する統合医療の可能性

がんが多臓器へ転移することで末期がんと診断されてしまうと、 病院での積極的な治療が終了してしまうことがあります。 そのような場合でも西洋医療以外の統合医療で治療を継続することができます。 統合医療にはパン酵母抽出のベータグルカンやフコイダン等のサプリメントの他、 温熱療法などが利用されています。